『わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる』
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かつてない本の味わい方を名著の数々とともに伝える、日本最高峰の書評ブロガー初の著書。
人生は短く、読む本は多い――「運命の一冊」をモノにする方法とは?
「本を探すな、人を探せ」
「本屋は出会い系、図書館は見合い系」
「本棚を無限にする方法」
「5万円の本を5千円で手に入れるには」
「読書術は盗むもの」
「ゴミみたいな“大人の教養”は捨てておこう」
「『あとで読む』はあとで読まない」
かつてない本の味わい方を名著の数々とともに伝える、日本最高峰の書評ブロガー初の著書。
【特別付録】「読書は毒書」禁断の劇薬小説リスト
『わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる』
第一章「本を探すな、人を探せ」。まるっきり自分と同じ考え方だった。インターネットを使って読書を進める方法は、結局ここに行き着くのだろう。
グループ・ブック・ハンティング
複数人で大きな書店に行き、本をピックアップしてお勧めし合う。
スゴ本オフ
読書会。お勧め本のプレゼンテーション。
第二章「運命の一冊は、図書館にある」
買うことには限界がある。特に、自分の専門分野以外は「アンテナ」の感度が弱いのでいくら財布があっても足りない。
本は買うものかどうか。仕事として使うなら買うことは必須。でも、そうでないなら。背がゆがんでいる本が面白い本。
書店は本を買う場所であり買わせるための場所である。その点図書館はもっと落ち着いて本との関係性を確かめられる。さらに書店にないような本もそこにはある。図書館を利用しない手はない。
面白い指摘が、本を書くような人は「資料」として必要だから買うことは必須だが、読む本であればそこまで所有にこだわらなくてもいいのではないか、という点。たしかにそれはそうだと思う。物書きになってしまった自分が喪失していた視点だともいえる(ついつい買え買えいっちゃう)
第3章「スゴ本の読み方」
さまざまな本についての本、読書についての本を巡りながら、読み方について、むしろ読み手のあり方について探索を続ける。それは一本道というよりも複数のway/rootによって構成される道のりである。
第4章「書き方から学ぶ」
書くこと(あるいは作ること)を学ぶことで、読むことも一段と深まる。ということで、文章作法の本や名言本がいくつも紹介される。
第5章「よい本は、人生をよくする」
怒りとの付き合い方、死とセックス、子育て、食事、死に方についてのスゴ本。そして「20年前の自分に読ませたい珠玉の12冊」。カラ兄はやっぱり外せないところ。